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Mission

人と社会をもっと元気にする医療=ヘルスケアの実現を目指して

今の時代、医療はもはや病気を治すためだけのものではなくなりました。
治療だけでなく、病気の予防や健康状態のモニタリング、より正確な診断、機能回復・維持のためのリハビリや慢性疾患の管理等、様々な医療技術が発達した今、医療は、”病気を治す”ことから”病気にさせない”ことへと、その価値を飛躍的に広げています。


一方、日本の現状に目を向けると、高齢化による医療費の増大に加え、少子化による労働力の減少が社会負担の大きな制約となっています。また、先端医療へのアクセス不足、医療の偏在や質への不信、病医院の経営不振や破綻、医療従事者の過重労働など、医療を取り巻く状況は、深刻さ、複雑さを増すばかりで、改善の兆しが見えません。


臨床医であった私にとって、医療を取りまく状況の悪化は、患者さんと現場の医療従事者の双方にとっての切実な問題に直結します。
医療の潜在力はもっと高いのに、自分は医師としてそれを目の前の患者さんに思いきり提供することができない、患者さんの毎日を守れない。そんなもどかしさを抱える日々。
現場にあふれる不満や無駄が、患者さんの希望、医療従事者の情熱を損なってしまう。そんな医療業界を、なんとか改善できないのだろうか――
これが、私が医師として臨床に従事してきた6年間で得られた、最も大きな疑問であり課題でした。


やがて、日本のヘルスケア改革という志を掲げて修行の場に選んだビジネススクールで、私はその疑問へのとてもシンプルな答えに出会います。
それが、“医療からヘルスケアへ”という価値観の転換と、それに基づく医療システムや業界構造の変革です。


医療からヘルスケアへ――。

それは、単に予防医療を充実させようということではありません。むしろ、「医療は病気になってはじめて関わるもの」という考え方を転換し、人々がより長く健やかでいられるケアを、社会全体にシステムとして浸透させることを意味しています。それは、ヘルスケアに関わるすべてのステークホルダーが、人材・技術・お金・情報といったリソース(資産)を最適に活用しつつ、持続的に切磋琢磨すること、そして、社会全体でそうした動きを促し、下支えすることです。


個人にとっては、病気にならない幸せ。
社会にとっては、病人が少なく、負担が軽い。
医療の持つ潜在力を存分に生かしたヘルスケアが普及した社会では、医療の負担が軽いだけでなく、元気で活躍できる人たちが増え、そうした人たちが社会に価値をもたらし、経済を含めた社会全体がより豊かに成長していきます。


人と社会をもっと元気にする医療=ヘルスケア。
その実現には、制度政策の包括改革、医療情報の利活用、医療技術・サービスのイノベーション、経営やマネジメントを含めた教育等、多くのアプローチが必要です。
そうした可能な限りのアプローチを通じて、人と社会をもっと元気にする医療=ヘルスケアを実現する。
それが、山本雄士のミッションです。

Profile

1974年札幌市生まれ。1999年東京大学医学部を卒業後、同付属病院、都立病院などで循環器内科、救急医療などに従事。2007年Harvard Business School修了。


現在、株式会社ミナケア代表取締役、ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーリサーチャーを兼任。 2014年日本起業家賞受賞。厚生労働省保健医療2035推進参与に就任。
また教育活動として山本雄士ゼミを主宰。過去には、慶應義塾大学クリニカルリサーチセンター客員准教授、内閣官房医療イノベーション推進室 企画調査官などを歴任。ヘルスケア全体のシステムマネジメントを中心に、政策提言や講演活動を国内外で行う。また、教育活動として山本雄士ゼミを主宰している。日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医。


共著書に「僕らが元気で長く生きるのに本当はそんなにお金はかからない」(ディスカヴァートゥエンティワン)、「病院経営のしくみ」(日本医療企画)、訳書に「医療戦略の本質」(マイケル・E・ポーターら、日経BP社)、「医療イノベーションの本質」(クレイトン・M・クリステンセンら、碩学舎)、「奇跡は起こせる」(ジョン・クラウリー著、宝島社)などがある。



Education&Work Experience

2016-現在
プラチナ構想ネットワーク 健康経営ワーキンググループ リーダー
2015-現在
厚生労働省保健医療2035 推進参与、日本健康会議健康経営500社WG 委員、日本健康会議中小1万社健康宣言WG 委員
2014-現在
次世代ヘルスケア産業協議会健康投資WG 委員
2012-現在
ソニーコンピュータサイエンス研究所 リサーチャー
2011-現在
株式会社ミナケア 代表取締役
2010-現在
21世紀医療フォーラム 代表世話人
2012-2013
内閣官房医療イノベーション推進室 企画調査官
2008-2013
慶應義塾大学クリニカルリサーチセンター客員准教授
2011
内閣官房 医療イノベーション推進室研究協力者、厚生労働省 藤原班研究協力者、東京財団 委員、総合科学技術会議 アクションプラン検討委員会委員、国立成育医療研究センター 研究班研究協力者、ノバルティス バイオキャンプ ファシリテーター、公益財団法人日本医療機能評価機構 客員研究員
2010
国立成育医療研究センター 研究班研究協力者、ノバルティス バイオキャンプ ファシリテーター
2009-2011
株式会社キャピタルメディカ メディカルアドバイザー
2009
厚生労働省 楠岡班研究協力者、国立成育医療研究センター 研究班研究協力者、ノバルティス バイオキャンプ ファシリテーター、東京大学 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム モデレータ
2008
厚生労働省 中内班研究協力者、東京大学 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム モデレータ
2007-2012
独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター フェロー
2007
東京大学院 医学系研究科単位取得退学、Harvard Business School卒業
2006
McKinsey & Co. シリコンバレー支社にてインターンシップ
2003
東京大学 医学部付属病院にて勤務
2001
東京都立病院(駒込、墨東、広尾病院)に勤務
1999
東京大学 医学部医学科卒業

Activities

山本雄士は、ミッションである「医療からヘルスケアへ」の真の医療改革を実現するため、主に下記のフィールドで活動を行っています。

  • Speaking
    講演の主なテーマは下記の通りです。
    医療とマネジメント/医療戦略/医療経営/医療制度・政策/医師のキャリアパス/治験のこれから

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